LDMS 2016 ソフトウェア配布の新機能について

バージョン 1

    検証バージョン

    LANDESK Management Suite 2016.x

     

     

    • 注意点

     

    タスク プロパティの機能拡張

    • 1. カスタム ターゲッティング
    • 2. タスク テンプレート
    • 3. 過去に成功したターゲットのスキップ
    • 4. 高速ウェイクアップ
    • 5. 新パッケージメニュー
    • 6. Windows アクション
    • 7. Android 及び iOS
    • 8. パッケージ間のアクション (パッケージ バンドルのみ)

     

    コアサーバの変更点

    • 9. 拡張された一般プッシュ オプション
    • 10. パッケージ認証資格の一括更新


     

    注意点

    LDMS 2016のソフトウェア配布では非常に多くの新機能が実装されています。

    そのうちいくつかは特に注意すべきものであり、それ以外にもパフォーマンスとユーザビリティ向上の

    ためのものが含まれています。

    以下のリストは最も重要かつエキサイティングな機能のリストです。

     

     

     

     

    タスク プロパティの機能拡張

     

     

    1. カスタム ターゲッティング

    LDMS 2016ではタスク プロパティからターゲットを指定することが可能です。もうネットワーク ビューから

    タスクへデバイスをドラッグアンドドロップする必要はありません。

    以下のすべてのターゲット タイプがサポートされています。

     

    • ターゲット デバイス
    • ターゲット LDAP オブジェクト
    • ターゲット クエリ
    • ターゲット LDAP クエリ
    • ターゲット デバイス グループ
    • ターゲット スコープ
    • ターゲット タイム ゾーン

     

     

    以下にタスク プロパティからターゲット デバイスを指定する例を記載します。

     

    ターゲットの選択選択可能なターゲット デバイスのリスト選択されたターゲット デバイス
    DOC40007-01.pngDOC40007-02.pngDOC40007-03.png

     

     

    2. タスク テンプレート

    LDMS 2016のタスク テンプレートをご紹介します。

    現在、LDMSのソフトウェア配布には2つのタイプが存在します。ソフトウェア配布 (SWD) 及びパッチ管理です。

    高速プッシュ タスク テンプレートは両方のタスク テンプレート タイプで有効です。

    タスク テンプレートは、テンプレート内でのターゲット デバイスのカスタマイズを可能にします。

    あらゆるデバイスが標準の SWD タスク テンプレート内にて表示されており、必要に応じて除外することが可能です。

    配布パッケージを既定のタスク テンプレートに関連付けることはできませんが、既定以外のタスク テンプレートに

    関連付けることは可能です。

     

    以下に高速プッシュ - テンプレートの画面表示例を記載します。

     

    タスク テンプレートカスタム ターゲッティング
    DOC40007-04.pngDOC40007-05.png

     

    タスク テンプレートの概要タスク設定
    DOC40007-06.pngDOC40007-07.png

     

     

    3. 過去に成功したターゲットのスキップ

    タスク プロパティ内において、"リンクに成功したクライアントに対するその後のリクエストを無視する" という

    チェック ボックスが新設され、標準ではチェックされていない状態となっています。

    このチェック ボックスにチェックを入れることによって、過去のタスクによってパッケージの配布が成功した

    デバイスに対してはパッケージがダウンロードされないようにすることが可能です。この機能はクライアントレベルで

    成功したタスクに関連付けられた .stat ファイルを参照することによって検出されます。

    これはタスクごとに制御され、パッケージごとではありません。

     

    リンクに成功したクライアントに対するその後のリクエストを無視する
    DOC40007-07a.png

     

     

    4. 高速ウェイクアップ

    高速ウェイクアップは LDMS 9.6 SP 2 にて既に実装されていた機能です。この機能はデバイスのディスカバリを

    行うものではありません。この機能が選択された際、デバイスのウェイクアップを目的として単にマジック パケットを送信

    します。標準の "デバイスをウェイクアップする" オプションとは異なり、この高速ウェイクアップはデバイスに対して

    シャットダウン ステートを送信しません。

     

    高速ウェイクアップ
    DOC40007-07b.png

     

    *注意 - Wake on Lan (WOL) を正常動作させるために、BIOSもしくはネットワーク アダプタの WOL テクノロジー設定を

    適切かつ有効に設定しておく必要があります。

     

     

    5. 新パッケージメニュー

    パッケージ メニューが再編され、新しいアイコンに置き換えられました。

     

    Windows パッケージ オプションユニバーサル パッケージ オプション
    DOC40007-08.pngDOC40007-09.png

     

     

    6. Windows アクション

    Windows アクション タイプは LDMS 2016 に含まれています。このアクションは Powershell コマンドレットを用いて

    以下の機能を実現します:

     

    18種類のアクション

    1種類のカスタム (ユーザ自身が作成した Powershell スクリプト)

    コマンドレット プレビュー

    エラー チェック

    カスタム順序

     

    パスを含むコマンドレット (例: %ld_client_dir%、 %windir%)もサポートされ、クライアント側で処理されます。

    エラー チェックも実施され、あらゆる Powershell スクリプトの失敗はクライアント側の sdclient_task ログファイルに

    記録されます。

     

    以下に UNC 共有に接続するアクション タイプの設定例を記載します。

     

    Windows アクション タイプWindows アクション タイプ リストUNC 共有に接続
    DOC40007-10.pngDOC40007-11.pngDOC40007-12.png

     

    注意 : 全ての UNC 共有接続におけるパスワードは暗号化され、所有者のみが参照可能です。所有者がパブリックの場合は無効化されます。

     

     

    7. Android 及び iOS

    Android 及び iOS 向けのモバイル パッケージ オプションが実装されました。現段階ではそれらの App ストアにおいて

    フリー バージョンのアプリケーションのみが許可されます。しかしながら、マニフェスト URL やホストされたアプリケーションに

    ついてもサポートしています。

     

    モバイル パッケージ オプションアプリケーションの検索アプリケーション プレビュー
    DOC40007-13.pngDOC40007-14.pngDOC40007-15.png

     

     

    8. パッケージ間のアクション (パッケージ バンドルのみ)

    この機能はパッケージ バンドルにおいて "再起動" 及び "インストールが失敗した場合に続行する" 設定を可能にします。

    再起動アクションは LANDesk の再起動設定を使用していません。

     

    注意 : 再起動アクションはハードコードされており、30秒後に再起動するよう設計されています。ユーザーは

    この設定を変更することはできません。

     

    タスク テンプレートの概要
    DOC40007-16.png

     

     

    コアサーバの変更点

     

    9. 拡張された一般プッシュ オプション

    クライアントが追加されてからタスクが実行されるまでの最長時間を制御する新オプションが追加されました。

    "タスク実行最長時間" ではタスクが失敗する前にどれ位の長さでタスクをアクティブ状態に保つかを選択できます。

    これにより、他のタスクを実行する必要がある間はそのタスクに割り込まないよう、プッシュ タスクのロールアウトを

    停止することができます。

    デフォルトでは15分が設定されており、最大240分までの設定が可能です。

    タスクがこの時間よりも前に終了した場合、完了のステータスに変更されます。

    この設定はコアサーバがクライアントに対してコンタクトを行う際の時間のみを制御します。

     

    このオプションにアクセスするには ツール - 配布 - スケジュール タスク を選択し、スケジュール タスク ツール バーの

    設定の構成アイコン (歯車アイコン) から "既定のスケジュール タスク設定" を選択します。

    プッシュ オプション内に "タスク実行最長時間" を設定するスライダーがあるため、これをスライドするか、或いは

    右側のボックスに任意の時間を入力します。

     

    拡張された一般プッシュ オプション
    DOC40007-17.png

     

     

    10. パッケージ認証資格の一括更新

    LDMS 2016 では、パッケージ認証資格の一括更新が行えるようになりました。

    この機能により、あらゆる配布パッケージのユーザ認証資格情報を更新することが可能です。

    このツール画面から、必要に応じて配布パッケージを選択し、複数の配布パッケージの認証資格を一括で更新できます。

    このツール バー オプションは管理者権限を保持するユーザのみが使用可能です。

     

    パッケージ認証資格の一括更新パッケージ認証資格の一括更新ツール
    DOC40007-18a.pngDOC40007-19.png

     

     

    英語版 : https://community.landesk.com/support/docs/DOC-40007